#001:スペインの異端児カタルーニャ
カタルーニャの光と風
アラゴンの荒野をぬけ、地中海の光とアフリカから吹く風を感じたらそこがカタルーニャ。美術館ではスペイン語とカタルーニャ語が表記されるように独自の文化と意識をもつカタルーニャ人。奇才・異才・天才を輩出する土地。
カタルーニャはスペインにあらず。
さあ、カタルーニャの光に眩暈し、カタルーニャの風に吹かれてみよう。
−五木寛之作「ガウディの夏」より-
「雲の切れ間から赤茶けた大地が見える。それはスペインの土の色だ。ヨーロッパ大陸のどの土地ともちがう、イベリア半島独特の色だった。その赤い大地には、血の色が深くしみこんでいるのではないか」
カタルーニャに行く、私の理由
旅は創造の源泉であり果実である
イマジネーションを刺激するために上質の情報を厳選したカタルーニャまるまる日程は自分らしい道楽な旅を創造するページです。
あなたの旅のテーマは何でしょう
バルセロナのモデルニズモ建築
バルセロナ市内の至るところにあるモデルニズモ建築。19世紀末にヨーロッパで花開いた装飾美術のアールヌーボー。カタルーニャではモデルニズモと呼ばれた。聖家族教会(サグラダ・ファミリア :右の写真。1882年に着工し未だ建設中、完成にはまだ20年かかるといわれている) のアントニ・ガウディ、世界遺産のカタルーニャ音楽堂を設計したドメネク・モンタネルが有名。
シュールレアリスト、ジョアン・ミロを堪能する
バルセロナ市内モンジュイックの丘にあるミロ美術館は、油彩、彫刻、デッサン、版画、寄贈物等のジョアン・ミロの作品を約一万点所蔵ししている。本人以外の近代芸術家の作品も展示されている。 純白の建物がカタルーニャの光によく映える。美術愛好家ならずともたっぷり時間をとって見てみたい。
ダリの町フィゲラスとカダケス
バルセロナから列車で約1時間のフィゲラスにダリ劇場美術館がある。1974年に開館。ダリの絵画、彫刻、オブジェにあふれ美術館全体がひとつの芸術作品となっている。このフィゲラスからバスで1時間ほどゆられると海辺の村カダケスにつく。カダケスの海や街並みはダリの作品にしばしば登場する。また、このカダケスの村はずれポルトリガットにはダリが愛妻ガラとともに住んだアトリエがある。
バルセロナ街歩きとグルメ
ランブラス通りを散歩して、サン・ジェゼップ市場をのぞく。野菜や果物など新鮮な食材が売られているバルセロナの胃袋。長い歴史を誇るリセウ劇場や、ガウディ が設計したグエル邸も近い。
旅する前に読みたい本
美の旅人
伊集院静 著「小学館」
ゴヤ、ダリ、ミロ、そして、ピカソ。旅して読み解くスペインの巨匠たち
不良中年の伊集院静氏がスペインの旅と絵画を味わい深く卓抜な筆で紐解く。特にダリとミロを理解する上でお勧めの絵画読本。なお、ピカソは続くフランス編で詳しく紹介される。
旅行鞄にはなびら
伊集院静 著「文藝春秋」
体力があるうちに旅に行こうと思った。好きな作家、画家ゆかりの土地を訪ね、歩き、佇んでみたかったという。伊集院静の「旅の途中」。
------ちょっと寄り道------
右はミロの作品の一部です。これだけで作品名がわかるでしょうか。ヒント:1940年に制作された作品。正解は画像をクリック →
次はダリの作品の一部です。これだけで作品名がわかったら、一級のダリ・マニアと言えるかも。ヒント:フィゲラスのダリ劇場美術館所蔵です。正解は画像をクリック →







